作品紹介:漆器(桑名盆・建築)

漆器

 三重県桑名地方で江戸時代初期より生産されていた盆で、当時は足付きの姿でもありました。

 木地呂塗りで朱色に縁取りされた円形の盆におもにウルミ塗り朱漆や色粉蒔絵で描かれており、当時は草花など多様な文様が描かれておりました。又、盆の縁を変わり塗りの一種である青漆イジイジ塗りで処理しているのも特徴です。

 江戸時代後期、松平楽翁公が文人画家の谷文兆に命じてかぶらの絵を描かせ、将軍家へ献上したところから、特に<かぶら盆>と呼ばれ、有名になりました。

 塗師翠松は、現在忘れられてきた江戸初期から伝わる文化的作品でもあるイジイジ塗り桑名盆を再現制作し、後世にも伝えております。最近では、お茶会などで干菓子盆として多く使われるようになり、地元の皆様に限らず茶道を通じて全国に桑名の文化を広めていきたいを思っております。

 2000年3月には、三重県指定伝統工芸品に認定されています。

 


イジイジ塗 桑名盆「蕪、大根」

イジイジ塗 干菓子盆

イジイジ塗 桑名盆足付
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